飲食店経営の損益分岐点

 飲食店経営をはじめようとする方の多くは、頭の中に理想の飲食店像があることでしょう。
しかし、飲食店経営をはじめるにあたり、必ず言っておかなければならないことは、しばらく利益はでないということです。経営に携わる際には、損益分岐点というハードルが第一にあります。
つまり、どれほどの売り上げを立てれば利益になるかということです。そして、飲食店経営のほとんどは、この損益分岐点が高いということです。
例えば、原材料費や仕入原価です。売れれば当然材料費がかさみますし、光熱費も比例します。また、その分人を雇う人件費も必要となってきます。
このように、売り上げとは無関係にかかる固定費用(人件費や賃貸費)と売り上げに乗じて変化する変動費用(材料費や燃料費)をやりくりして、はじめて損益分岐点を越え、その分が黒字となるのです。
飲食店経営をはじめるにあたり、この第一関門で躓く方が多いと見受けられますが、自分の夢を叶えるため、是非、頑張ってみては如何でしょうか。

飲食店経営の魅力

飲食店経営においての魅力は経営者のオリジナル性が発揮されることとも言えるでしょう。
自分の想像する理想の店を、飲食店経営者は日夜目指しています。例えば、小説家の村山由佳先生は、『おいしいコーヒーのいれかた』という本で喫茶店を選んでいます。
三角屋根のてっぺんには風に遊ばれている風見鶏がくるくると回っていて、店内では喫茶店のマスターがオリジナルのおいしいコーヒーを煎れている、そんな喫茶店です。
芸能人の島田伸助さんも石垣島で自分の理想の喫茶店を経営しています。飲食店経営をする方の描く理想の飲食店はそれぞれが異なります。しかし、飲食店を経営するにあたり、一番大切なことは、自分だけのオリジナル性を見出すことであり、それは誰しも相違ありません。
外観に個性を見出しても良し、店内のインテリア、またはオリジナルなメニューを添えるのも良いでしょう。
飲食店経営の魅力とはそういった経営者個人のオリジナリティが最も生かされることでもあるでしょう。

飲食店経営者にとってのリピーター

飲食店経営者にとって最も大切にしなければならないのはリピーターの存在です。つまり、常連客であり、リピーターを増やすことが最も重要です。
それではどうすればリピーターをつくることができるのか、それは飲食店のオリジナリティを出すことです。しかし、それは容易ではありません。
何故なら飲食店経営者は毎日コストに頭を悩ませるのですから。
ここだけでしか飲めないコーヒーやご飯などのメニューがある。確かにそれはリピーターをつくる要因になりますが、そのやりかたで他の飲食店と差別化を図るには相応のコストがかかります。そこで、コストを極力抑え、且つ差別化を図るためにはお客様の予想を裏切る行為をすることです。
これを『魅力的品質』と言います。
例えば、ただのコーヒーに無料でお菓子を添えてみては如何でしょうか。お客様はコーヒーだけだと思っていますが、実際はお菓子まで付いてきました。これが良い意味での予想を裏切る行為となります。
飲食店経営者はこうやって、自分の店ならではオリジナリティを出し、リピーターを増やしているのです。


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